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アルマイト

ツヤ消しの銀白色でフォルムの美しいアルマイトのキッチンツールが今静かに注目されはじめています。

 

アルマイトというと、あの学校給食の食器を連想する人も多いかと思いますが、こちらは同じアルマイトといっても全く新しい素材のキッチンツールかと思わせる美しさです。

 

アルマイトというのはアルミの表面を人工的に酸化させることで強さと機能性を高めた表面加工のこと。今日、日用品などで見かけるアルミ製品のほとんどはこのアルマイト加工がされているのです。

 

一般にアルミとも呼ばれるアルミニウムは地球上には酸素、ケイ素につぐ三番目に多く存在する元素、金属としてはとてもたくさんあるためにさまざまな分野で利用されてきました。

 

身近な存在でも、一円玉とか、アルミ箔、弁当箱、アルミサッシなどなど、やわらかな加工しやすく軽量な点でとても用途がひろいです。

このアルミはそのままでも空気中の酸素と結びついて、表面が酸化されうすい皮膜をつくるためにサビにくいのですが、その皮膜が極めてうすく傷つきやすいために日用品などとして使用すると、傷から腐食するという欠点がありました。

 

1900年のはじめ、日本で人工的にアルミの表面に酸化皮膜をつくることで強く機能性を高める加工技術が開発され、一気に弁当箱をはじめ日用品としての用途がひろがったのです。

 

学校給食の食器のアルマイトは熱伝導率が高く、手で持てないなどの点から樹脂製に変り、今では強化磁器の食器へと変っているそうですが、デパートに並んだアルマイトのキッチンツールは軽くて使いやすいアルミの機能はそのままにアルミの銀白色を生かしてすっかり生まれ変っているのです。

 

8月もいよいよ最終週。ツクツクボーシが秋の訪れを知らせています。夏の間、つめたいもののとりすぎで、つかれ気味の胃腸の養生に「はじめてのお灸 moxa」を足三里につづけてください。

sennenq01 * - * 09:35 * comments(0) * - * - -

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