<< 大文字の京菓子 | main | アルマイト >>

秋の初風

「秋の初風」は文字通り秋の季語です。

 

夏の暑さもようやく峠をこえるかのような今頃になると、大陸で発達した移動性高気圧が、夏の間、日本列島に居すわっていた夏の高気圧に替わって、日本列島を支配しはじめるとともに朝夕にフッと涼しげな風に一瞬出逢うことがあります。

 

   秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

 

古今集にうたわれた藤原敏行のよく知られた歌でも知られる通り、先人たちは待ちわびた秋へのおもいにこたえて秋の訪れを知らせてくれる風を「秋の初風」と呼んできたのです。

 

雪と氷の白の世界に生きるエスキモーの人達のコトバには、白をあらわすコトバが私達には想像できないほどたくさんあるそうですが、明確な四季があり季節の移り変りとともに生きてきた日本人は、とても季節の変化に敏感です。

 

朝夕のあいさつにも必ずといっていいほど、“いいお天気で”とか“今日は暑くなりそうで”などと、まず天候が話題になることでもうかがえます。

 

なかでも、きびしい冬から春への移り変りと並んで、暑さに耐えつづけた夏から秋への移り変りの時期にあらわれる自然のサインをとらえたコトバが季語の中にはたくさんあります。

 

秋を知らせる「秋の初風」の仲間には、秋めく、新涼、色なき風、秋色、秋気などなど、実にこまやかに自然の一瞬の変化をとぎすまされた感覚でとらえて、秋におもいをはせることで、夏をやりすごしてきたのです。

 

そして、日一日さわやかな秋へと季節が変るとともに空気が乾燥してくると目立ってくるのが肌あれです。

 

秋の肌あれの対策のヒントは、せんねん灸ホームページ「ツボ二十四節気」処暑が来週23日にUPします。ぜひごらんください。

sennenq01 * - * 10:02 * comments(0) * - * - -

コメント

コメントする









このページの先頭へ